休憩部

「ウィズユー」のブランド誕生ヒストリー

2021.7.11

こんにちはジンことユニバーサルトラベルビューロー休憩部顧問のジン・ギスカンです。

今日は、ユニバーサルトラベルビューローのイメージブランドがなぜ「ウィズユー」なのかをお教えします。
まず、よく見るとカタカナでウィズユー、そしてキツネのしっぽが特徴あるデザインになっています。
そう北海道に生殖するキタキツネをイメージしたデザインになっています。

何でも創業者が北海道が大好きであったこと、創業する前は北海道の旅行商品開発、販売を長年担当し北海道に精通していたことから、北海道に特化した専門旅行会社を作ろうとしたことが起源のようです。

また、専門の旅行会社にする背景に1998年~2000年頃は名目GDPが減少し始めデフレ経済になり総合不況の時代と呼ばれ何か「尖った」ことやらないと商売として厳しい環境でもありました(これ以上この話はとてもとても長くなるので省略します)そんなことも重なり北海道に特化したことを始めようとしました。
ただ最終的に夢は大きく将来的に多方面へも考え事業コンセプトを北海道に特化した会社から、北海道に強い会社、さらに北海道が好きなスタッフがやっている会社という具合にトーンダウンして始めました。

創業者は、そのサラリーマン時代年間6万人ものお客様を名古屋から北海道へ送客していたのですが、ジレンマがあったそうです。
そのジレンマとは毎年参加していただいている年間6万人のお客様の顔をほとんど知らないという事です。

そりゃそうでしょう、6万人もの方をお会いすることなど不可能。
でも添乗などで一部のお客様にお会いできることはあったのでは?
しかし、現場は毎日約160名、時には一日300名のお客様が北海道へお出かけになり、予約もその分入ってくる、当時の部署は5名でしたが仕事は多忙、現地出張にて仕入れ交渉、企画、広告制作、販売、予約受付、接客、手配、現地施設との調整、顧客管理、入金確認、請求書発行、日程表作成発送、添乗員との打ち合わせ、ツアー精算等々毎日が戦場だったと。

毎日300~400名位のお客様のツアーの段取りをこなしていますので、その指揮官ともなればそこまでの余裕はなかったそうです。
そんな思いから、出来る限り一人ひとりのお客様に寄り添いたい、申込み参加いただいたお客様に感謝の意を伝えたい、そんな思いからお客様一人ひとりの顔が見えることをしたい、小規模でいいのでそんな会社で思いを込めた商品、ツアーを届ける会社が出来ないかと考えていたそうです。

お客様と一緒に、お客様と共に、あなたと一緒に、あなたと共に、あなたのために、そんな思いを込め、それが英語読みでウィズユー(WITHYOU)のブランドになった由来です。

そのウィズユーをベースに北海道が好きなスタッフが作る旅行のブランドデザインをするわけですから北海道にちなんだイメージに合ったロゴ(キャラクター)を考えたわけです。

北海道と言えば、カニやサケや、ラベンダー、クマ、ラーメン、ジンことジンギスカンなどいろいろ連想できるわけですが、キタキツネの被写体がWITHYOU(ウィズユー)にうまくハマったのです。
5年後には北海道のバス会社に協力を得てラッピングバスまで運行し、チョロQまで作っています。

クマのキャラクターもかわいいのですが、クマの被写体にウィズユーを文字るのはなかなか難儀で他のキャラも同様、やっぱりキタキツネが一番おさまりがよかった。

当時の天才デザイナーK-MIND松本恵子さんのデザインです。

社名も北海道にちなんだ社名にする予定でもあったのですが、海外旅行の取り扱いなどこちらも夢は大きく持とうとユニバーサルトラベルビューローとした経緯もあります。
実は一度も公表したことのない、英語版(海外旅行用)の銀ギツネのWith Youバージョンもあります。未だ非公開。
過去海外旅行も相当数こなしてきましたが未だに海外もキタキツネのウィズユーで統一しています。

また、ユニバーサル(UNIVERSAL)は辞書で引くと「宇宙に関わる」「世界的な」「普遍的」「すべてに共通」となるわけですが「どんな方にも」だれでも旅行に行ける、などの意味合いを含んでいます。

最近、多様性が問われていますがユニバーサルトラベルビューローは創業時から障害者、様々な国籍、人種、LBGTQ、そんな方々の差別も偏見もないし特別じゃないみんな同じだという考えです。当然です。

また、潜在需要の掘り起こしなどなかなか旅行に行きたいけど、行けない方などにも旅行に出掛けられるきっかけ作りを行う事でその夢が叶うというような独自の意味に含めているそうです。

ウィズユーのブランドの話に戻します。
裏話で、創業時は北海道旅行の販売を中心にしてきましたが、思いに反響よくリピーターが年々増えお客様からの声で北海道に限らず沖縄、九州、四国、東北等、国内旅行を広く取り扱いをしてほしいという要望に応え、現在に至ってるわけですが、航空会社や取引先の方々との雑談でキタキツネのウィズユーを各地域ツアー毎にキャラクターを変えて地域ごとのウィズユーもアリじゃない?ってことになり、例えば沖縄であればジンベイザメのウィズユーとか、パイナップルとか、いろいろ一時考えてはサンプルを作り、何度も試作したんですがどう頑張ってもブサイクなものばかりで断念しました。

キタキツネが沖縄に来た?九州に来た?など、それはそれで面白い、ウィズユーが全国を飛び回っているのもいいじゃないかってことでキタキツネのウィズユーに統一してきました。

19年に一部ウィズユーロゴ(丸型)で3色バージョンを作り、今年は20周年という事でワンランク上のプラスウィズユー(+WithYou)の新しいロゴも加わりお客様の多様化にあわせたツアーコンセプトに近づけたロゴに進化しました。
進化したロゴは当ホームページ内でご確認下さい。

最後にウィズユーのブランドコンセプトのお客様と一緒に、お客様と共に、あなたと一緒に、あなたと共に、あなたのためにを今後どのような形でお届けできるか20周年行事の一環で計画中ですので今しばらくお待ちください。
当初のジレンマが解消できているかと言えば全然できていないのですが、SNSや当サイト、メッセージ性を込めたツアーを通じそのジレンマを払拭し、また20周年で各地に出向き限られたお客様になるかも知れませんがお顔を拝見できることを楽しみにしていると社長が言っております。
少しの間お待ちください。

そろそろ時間かな~、次の休憩部員が交代で部屋に入ってきますのでジンは仕事に戻らず外で待っている仲間と合流します、呼びに来ないでね。
以上、ウィズユーのブランド誕生ヒストリーでした。

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▲美瑛・青い池(8月撮影)

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