休憩部

現代のシルクロード?謎の道路標識に迫る!

2021.12.10

皆さん、こんにちは!厚切りベーコンです。

日に日に寒さが増してきましたね。12月に入り、私の毎朝のコーヒールーティーンもアイスからホットに変わりました。基本インスタントなのですが、今冬からスティックタイプのインスタントコーヒーにシフトチェンジ!時短で手間もかからず分量も失敗しないので常に美味しく飲めますね!

 

今回のテーマは、「アジアハイウェイ」について少しご紹介します。
実際どのくらいの方がこの言葉をご存じなのでしょうか。

まずは、この標識を運転中に見かけた方はいますか。

日本国内の道路上に実際に設置されている路線案内標識です。
自動車学校の教本にも、この標識についての説明は載っているのか、いないのかは不明ですが…。

この「アジアハイウェイ」とは、1959年に国連極東経済委員会で、アジア諸国をハイウェイによって有機的に結び、経済、文化の交流や友好親善を図り、アジア諸国全体における平和的発展を促進することを目的として取り組みが始まった道路網。2003年に「アジアハイウェイ道路網に関する政府間協定」が採択され、2005年に発効したことを受け、日本も国交省と各高速道路会社が協力し、協定に規定された標識を順次設置することになりました。

日本国内に存在する「アジアハイウェイ」は、「アジアハイウェイ1号線」と呼ばれ、
全て高速道路上にルート設定されています。
1号線ということは、他にもあるのかとなるのですが、主要幹線ルートとしては8号線まで存在しています。

起点は東京日本橋となり、首都高・東名・名神・山陽・関門・九州・福岡の各高速道路を経由するルートです。
日本国内のアジアハイウェイの総延長は1108㎞となります。
では福岡から先は?となりますよね。
福岡から先は韓国の釜山に向けてフェリーで連絡するルートを経て、今のところ現実的ではありませんが、北朝鮮経由で中国の北京、さらにベトナム・タイ・インドなどを経てトルコのカプクレを終点とする13か国横断、約2万㎞の長大なハイウェイになります。

1号線~8号線の全ルート。

この写真は、「アジアハイウェイ1号線」の標識ですが、東名や名神などのルートとなっている高速道路18か所に設置されています。
ご覧の通り標識がとても小さく、かつ高速走行中なのでなかなか気づきませんよね。
ちなみに私は愛知県内の高速道路で1か所発見しました。

気になる方はぜひ高速道路を走行する際に探してみてください。
もし標識を見つけた時は、アジア諸国を巡る旅に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
もちろん高速走行中ですので、くれぐれも事故にはお気を付けください。

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